2013年08月11日

50社うけても内定がもらえない若者と化けモノ

いま、新卒者にとって就職難か?いやいや楽なもんです本当は。
新卒で就職活動を続けていて50社受けたが決まらないケースにおいて
学生側の根本原因は、就職したその先にあるドラマの想像力が貧困すぎる点だ。
何とかナビといったサイトで求人を探してエントリー。
業者が作った回りつづける回転ずしのお皿の上に自分たちが乗せられていることに
誰も気づかずに、学校と同時にこの支配からの卒業。
残念ながらここ数年でその支配は卒業してからも続くようになったが・・。

と、社会側の真実を記述すると仕事が無くなるので誰も語らないし掲載しない。
私は支配し続けている業者のお化けも可愛そうに思う。
社員一人一人はそんなカラクリくらい見抜けているはずだからだ。
お化けの下で働く人たちも同じように、就職しても早期離職するか
会社に高給・安定と引き換えに飼いならされる。
そんな雇用環境は打破しなければならない、そう思いませんか?

私はキャリアコンサルタント、就職支援事業という資格と名を借りて教育を行っている。
教育とは、気づきとヒントとやり方、そしてチャンスを与えることだ。
私にとって就職支援のゴールは、自分で動くようになること。
就職が決まったときに先生のお陰で、と感謝されるようではプロの仕事ではない。
小路からは何も教えてもらえなかった。全部自分で活動して内定を獲得した。
そう感じてもらうことが若者の就職支援の流儀だと考えている。

決まらない学生のドラマの発想は低調なテレビ番組と同様に、
お金と時間と手間が掛かっていない。マーケティング不足で考え抜かれていない。
大手のA社とB社とだめならC社を目指しています。
社員が少ないベンチャー企業はちょっと。 事務がいいです。公務員がいいです。
地元福岡の中堅の企業で探しています・・。
今どき、地元が福岡か!地元はジャパンだ。このバカちんが!
と金八先生がキャリアコンサルタントならそう言うだろう。
「働くという字は人が動くと書きます。誰のために動きたいですか?
自分自身という人間が幸せになるためにあなたは仕事を通じてどう動きたいです?」
常に考える、深く考え続ける、その先にドラマが見えてくる。



Posted by 小路智広(こみちともひろ) at 00:43│Comments(0)
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