2012年10月08日
残念な温泉施設
あ~残念なリニューアル
福岡市近郊にあるこの温泉施設に私はもう10年来通っている。
自然の岩や木々をそのままに生かす露天風呂には多くのファンがいただろう。
ところが、である。常連客の気持ちを全く思い遣らないリニューアルがされていたのだ。
3つあった内風呂の1つは浴槽が埋められ休憩ゾーンに。フェイクの葉っぱで仕切られて違和感が。
メインの広い浴槽にも異変が・・。バブルジェットが取り外されてただの「寝湯」に。
外風呂では、日替わりで楽しみにしていた樽風呂が丸ごと撤去されこれまた休憩ゾーンに。
各休憩所には無機質なプラスチック製の椅子が10脚以上・・座っているのは1人だけ。
何かがおかしい。従業員に尋ねてみた。
小路:「お風呂が減って椅子ばっかり増えましたね。どうしてですか?」
従業員:「休憩所が欲しいというお客さんが多かったので・・・。」
一人しか使っていないではないか。リゾートホテルのプールサイドか!
露天風呂に誘う正面右側の石畳も立ち入り禁止の文字。
左側にセメント塗りの新しい階段が見えた。
仕方が無い、露天風呂に浸かろう。
あ~残念なリニューアル。電気代・水道代・清掃代・管理維持費etc.
目的はコスト削減。誰の目にも明らかだ
そこにお客様への「愛」はない。
売れない施設づくり。
Posted by 小路智広(こみちともひろ) at 00:05│Comments(0)
│売れる店舗施設づくり